所在地: 宇治市宇治蓮華115
永承7年(1052)の藤原頼通による平等院開創以来、天台宗の園城寺が住持を務
め、藤原一門が平等院を管理していたが、藤原一門の衰退とともに荒廃。寛喜3年(1
231)、平等院を訪れた藤原定家は『明月記』のなかでその荒廃ぶりを嘆いている。
明応年間(1492~1501)、浄土宗の僧・栄久上人は荒廃した平等院修復に乗
り出し、浄土院を創建した。
その後、平等院の管理を巡って天台宗と浄土宗の勢力争いが続くが、天和元年(16
81)、寺社奉行の裁定によって平等院の名称が一山の総称となり、天台宗寺門派(塔
頭・最勝院)・浄土宗の共同管理と決した。
平等院を訪れる人の多くが鳳凰堂で満足してしまい、塔頭「浄土院」には興味を示さ
ないことが多く見受けられる💦修学旅行であれば猶更であろう(>_<)かく言う某も中高
の修学旅行で平等院を訪れているが、全く記憶にない💦💦
そんな経験をすることがないよう、是非平等院を訪れた際は境内隅々まで見学して欲
しいと思います(^^♪
(参考資料)
現地配付パンフレット
現地案内板