日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

ようやく2022年初出陣🏇

 

 先日予告した通り、2022年初出陣🏇

 

 場所は武蔵国本庄。案の定、4時半なんて朝早く目覚め、二度寝💦💦結果、出陣は

10時近くになってしまった(+_+)

 

 🔵  小島八幡山古墳         万年寺3-3

 

   万年寺ふれあい公園に保存されている古墳。

   ここを探すのにちょっと手間取りました💦

 

 🔵  つつじ山古墳

 

   小島八幡山古墳の至近距離に存在する古墳。

   こうした古墳もしっかり押さえることが必要ですね。

 

 とはいうものの、「小島蚕影山古墳」も近くにあるはずなのに発見できなかった💦

 

 さらには「二本松遺跡古墳時代住居跡」も。市街地化しているとなかなか発見出来ず

ということが多々ある💦

 

 🔵  宥勝寺裏埴輪窯跡        早稲田の杜1-13-1

 

     マリーゴールドの丘にある遺跡。運よく駐車した場所から直ぐに発見できた(^^♪

 

 🔵  荘小太郎頼家供養塔       栗崎155

 

   宥勝寺境内にある。武蔵七党児玉党に関する史跡である

 

 🔵 本庄早稲田の杜ミュージアム   西富田1011

 

   山内清男コレクション受贈記念「山内清男の考古学」

   第2回本庄早稲田の杜地域連携展覧会「旧石器・縄文時代の児玉・深谷地域」

 

   上記2企画をゆっくり見学。図録&野帳&マスキングテープを購入(^^♪

 

 🔵 長沖32号古墳          児玉町長沖

 

   古墳公園として保存されているのですが、住宅街の中なので手間取りました💦

 

 本庄市本庄早稲田駅整備とともに市街地化したこと、さらにこれまで注目してこな

かった古墳や史跡踏査ということもあり、「どこにあるんですかぁ💦💦」という状況

に。久々の踏査ということもあり未攻略の物件も残してしまった(+_+)

 

 🔵 塙保己一記念館          児玉町八幡山368

 

   今後の情報収集を兼ねて訪問することに。

   「二本松遺跡古墳時代住居跡」の場所も確認出来ました(^^♪

 

 今日の攻略は、博物館訪問  2  古墳  3  史跡  2。物足りなさもあるが・・・、これ

まで通りコツコツ進めて行こうと思う。

日本古代遺跡便覧

 

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  昭和48年(1973)9月30日 初版第1刷 発行

 

    末永 雅雄 監修      網干 善教 大川 清 伊達 宗泰 森 浩一 編輯

 

            社会思想社         ¥3900

 

 考古学を学ぶものにとって「遺跡踏査」は重要な要素の1つである。日本国内には数

十万ヶ所の遺跡があるとされる。そのすべてを見学したり、要約した知識をもつことは

何人にも不可能である。

 

 数十万ヶ所に及ぶ国内の遺跡から226ヶ所が収録されているが、著名な遺跡であっ

ても、いわゆる記録保存で消滅してしまったものは扱われていない。

 

 一見すると収録遺跡数は然程多くないように感じるが、全国に分布する収録遺跡の全

てを踏査するというのは非常に難しいだろう。

 

 本書を手に日本各地の収録遺跡を踏査してみては如何だろうか。

2022年。初出師は・・・。

 

 2022年。年明けから既に1週間を経過したというのに・・・未だ出陣していない

💦例年通りならば、近場であっても出陣しているであろうに(>_<)

 

 しかし、ようやく準備は整った。出陣するにしてもしっかり準備が必要ですし。

 

 2022年の初出師の場としてチョイスしたのは・・・「武州本庄」としました!!

 

 目的は「本庄早稲田の杜ミュージアム」の企画展をみること(^^♪ 

 

 さらに攻略目標としては・・・、

  ●  飯倉御厨跡     ●  宥勝寺裏埴輪窯跡  ●  二本松遺跡古墳時代住居跡

  ●  荘小太郎頼家供養塔

  ●  小島八幡山古墳   ●  小島蚕影山古墳   ●  つつじ山古墳

  ●  長沖32号古墳

 

 を考えています。

 

 1つでも多く現地踏査出来るようにしなければ、とは思いますが・・・かつてのよう

に〇九〇〇現着を志とはしないので💦出たとこ勝負ですね(^^♪

 

 明日1日猶予もありますから、上記の他に魅力的な物件が近くにないか調査した上で

濃密な初出師を迎えたいと思います(^^♪

不空院(奈良県奈良市)

 

  【 不空院 】

 

         所在地:  奈良市高畑町1365  

    拝観料:  ¥600

     

     ※ 個人参拝は春・秋の特別拝観時のみ 団体(10名以上)は通年拝観可

 

    公式HP はこちら  https://www.fuku-in.com/

 

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 山号春日山真言律宗の寺院。大和北部八十八ヶ所霊場第77番札所。

 

 『大乗院寺社雑事記』、菅家本『諸寺縁起集』などによれば、天平勝宝5年(75

3)、来日を果たした鑑真和上が、この地に居を構えたとの記述が見られる。

 

 弘仁年間(810~824)、弘法大師空海興福寺南円堂建立の試みとして、鑑

真住房跡であるこの地に雛型となる八角円堂を建立し、それが不空院の始まりとされて

いるが、定かではない。しかし、八角円堂が建立され、不空羂索観音が奉安されたこと

は確かなことである。一説では、鎌倉時代興福寺の僧である円晴によって八角円堂が

建立されたとされる。

 

 鎌倉時代には、自誓受戒四律僧(西大寺叡尊興福寺・円晴、唐招提寺・覚盛、西

方院・有厳)がこの地で多くの衆生に戒律を講じ受戒させている。この頃には堂宇が整

備され、不空が展示て福院と呼ばれるほど活気あふれていたとされる。

 

 室町時代には興福寺二大院家のひとつ大乗院の末寺となるが、その後の戦乱で荒廃💦

 

 安政2年(1855)、安政の大地震が起こると、八角円堂以下ほとんどの堂宇は倒

壊し再興を果たせぬまま明治を迎えると、明治元年(1868)、神仏判然令に端を発

する廃仏毀釈運動によって寺は無住のまま荒廃する。

 

 大正に入り、久米寺より三谷弘厳和尚が当地に入り、倒壊した八角円堂の真上に本堂

を建立し、再興を果たします。奈良町の芸妓たちが美と長寿・芸事精進の祈願に弁財天

女を参り、不幸な身の上の女性が縁切り・縁結びの祠に参るなど信仰を集めるようにな

り、また駆け込み寺として女人救済の寺としても知られるようになりました。

 

 

 個人で本尊の不空羂索観音を拝見するには、春・秋の特別拝観時期を狙い撃ちするし

かありませんが・・・、非常に良い寺院です。秘仏である宇賀弁財天女も同時に拝見さ

せてもらいました(^^♪

 

 新薬師寺を訪れる人は多いのですが・・・不空院はスルーという観光客も目立ちます

ねぇ💦本尊の不空羂索観音は、東大寺三月堂(法華堂)の立像・興福寺南円堂の坐像と

ともに「三不空羂索観音」と称されており、必見なのですが💦知らないという方が多い

のかなぁ💦

 

 是非、機会があれば拝観してみてくださいねm(__)m

 

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(参考資料)

  現地配付パンフレット

  現地案内板   

近代イギリスの歴史 16世紀から現代まで

 

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  平成23年(2011)3月30日 初版第1刷 発行

 

         木畑 洋一  秋田 茂 編著      ミネルヴァ書房

 

                             ¥3,000+税

 

 奈良大学通信教育部「西洋史特殊講義」テキストとして採用されている一冊である。

 

 日本とゆかりの深いイギリス。ペリー来航以降に交わされた不平等条約・日英修好通

商条約や日英同盟といった日本史上でのイギリスとの関わりは知っている人は多いであ

ろうが、イギリス史となると???であろう。

 

 本書は、宗教革命前のイギリスから記述が始まる(簡略な前史はありますが・・)。

政治・経済・外交面を現在まで知ることが出来る一冊である。

 

 西洋史はこれまで馴染みの薄かった分野であったが、日本の歴史を考察する上では必

要な分野であろう。特に近現代史を考える上では必須と読破して感じました。

 

 イギリス史というと取っつきにくいと思われる方も多いだろうが、これからの国際関

係を考えるためにも読んで損はない一冊です!!

2022年、年明け早々多忙なり(+_+)

 

 本来であれば、本日が仕事始めだったのですが・・・諸事情により昨日から仕事はス

タート💦

 

 当然のことながら、仕事が始まれば年末年始休み中のように1日を自由には使えない

ですよね。まだまだ休み中にしておきたかったことが多かったので、年明け早々多忙を

極めることとなりました💦

 

 早々にやるべきこととして、① 『西洋史特殊講義』レポート課題を仕上げる、② 日

本史跡研究会 会報発行、これが大きな課題。さらに細々としたことも多数。

 

 ブログ更新等々必要最低限のやる事(食事とかですね)も加えれば、残された時間は

僅か(+_+)

 

 今夜は時間もないことですし、出来ることを出来るだけやることにします(^^♪  レポ

ート課題はサクサク進められる時には進みますが、一旦筆が止まると時間を費やしても

遅々として進まないし。

 

 さて、限られた時間で大なる成果を挙げられるよう、今夜も精進します(^^♪ 

青木酒造 鶴齢 純米吟醸(新潟県南魚沼市)

 

 さて、今回ご紹介する銘酒は・・・、全国を代表する豪雪地帯⛄魚沼地域のお酒🍶

 

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 青木酒造の「鶴齢」純米吟醸

 

 青木酒造は享保2年(1717)創業。「鶴齢」という名は、雪深い魚沼の暮らしを

全国に伝える『北越雪譜』を記した鈴木牧之が命名したと伝えられています。牧之は現

蔵元の先祖に当たります。

 

 最近ではめっきり日本酒🍶を呑まなくなりましたが・・・、新年を祝う酒として購入

しました。

 

 端麗辛口が主流を占める日本酒界にあって、端麗旨口を目指している青木酒造。「鶴

齢」も飽きの来ない旨味で、和食に非常に合う銘酒です。

 

 是非、お試しくださいm(__)m