【 十二所古墳 】
所在地: 伊勢崎市磯町405-1他
蕨沢川と鏑木川に挟まれた峯岸山から南方に連なる丘陵に所在している。
『上毛古墳総覧』では、赤堀村第298号墳と記載されている前方後円墳。
墳丘長約48m、後円部径約30mで、幅約6mの周堀が巡っている。
墳丘面には川原石や埴輪片の散布が認められることから、葺石や埴輪が配されていたと推測される。
また埋葬主体部は、後円部上に凝灰岩の割れ石が認められることから、凝灰岩で構築した竪穴式の埋葬施設の存在が考えられる。
昭和初期に後円部墳頂が調査され、内部を赤く塗った石室が発見されている(上記はその際に明らかとなったこと)が、全体は未発掘のため詳細は不明ですが・・・、築造年代は五世紀末と考えられている。
※ 本格的な発掘調査は実施されていないことから、正確を期すれば築造年代等は不明
とした方が賢明かもしれません💦
伊勢崎市の古墳巡りはこれまであまりしたことがなく、指定されているものからスタートしてみた。
墳丘の草は綺麗に刈られた後だったようだが、川原石や埴輪片などは見受けられなかったなぁ💦(あっ、記事を見て今後訪れる人に注意喚起!もし埴輪片とか発見しても持ち帰っちゃいけませんよ。文化財保護法違反になりますからぁ!!)
これまで城館跡巡りが多かったので訪れなかった場所は近くにもまだありますね。皆さんも身近な史跡踏査してみてくださいね(^^♪
(参考資料)
現地案内板