【 中林遺跡 】
古墳、中世城館跡、中世宝塔、板碑、五輪塔、宝篋印塔など含む複合遺跡である。
昭和10年(1935)に刊行された『上毛古墳総覧』入野村編で「入野村2号墳」
と記載された古墳は、地元では「地四郎塚」と呼ばれ、墳径2.97m、墳高1.8mの
円墳である。
墳丘に祀られた宝塔は、「地四郎大明神」として祀られている。南北朝時代の作で、
凝灰岩製。宝身と基礎石のみが残されている。高さ64㎝、幅55㎝。
中世城館跡としての「中林城跡」についてはこちら
https://nihonshiseki.hatenablog.com/entry/2021/04/05/155922
地元でもなかなか訪れる人はいない(気がする💦)遺跡ですが・・・、古墳あり、城
館跡あり、石造物ありと興味深い遺跡です!!
民家脇を通り抜けて訪れなければならず、入口が解り難いというのが難点。
地元住民にも遺跡の重要性を理解してもらう不断の努力を重ねて、「遺跡はこちら」
ってな案内表示が欲しいですなぁ。
(参考資料)
現地案内板