【 御堀の五輪塔 】
榛東村内には、ほぼ完形のものが十数基、部分残存のものが五十基ほどの五輪塔が残
存しており、「御堀の五輪塔」もその内の一基である。
鎌倉末期から南北朝期の武将・桃井氏の城と伝わる桃井城(桃井西城・山子田城と
無銘であるため、造立年代等は不明であるが・・・、五輪塔の形状から鎌倉時代から
室町時代の地侍層の供養塔として造立されたことは明らかである。
桃井城内にある五輪塔ということで、桃井氏関連の五輪塔ではないか?とも考えられ
るが・・・無銘(石に何も刻まれていない)ことから想像するに留めるしかない💦
桃井城跡を訪れたらしっかり押さえておきたい史跡である(田圃の脇にあるので、解
説版だけで忘れがちになるので💦)。