【 中道寺 鐘楼門 】
所在地: 杉並区荻窪2-25-1
安永2年(1773)、中道寺十九世・凌善院日喜上人によって発願され、天明元年
(1781)、二十世・太沖院日精(太裕院日晴)上人の代に竣工しました。
日精(日晴)上人は、文政年間(1818~1830)、日蓮宗総本山身延山久遠寺
第五十六世法主を務めた人物として知られています。
一間一戸の楼門形式の四脚門で、上層は鐘楼で桁行三間、梁間二間、下層は桁行一
間、梁間二間とし、上層に腰組付の縁を廻していますが、高欄はない。
建築様式は基本的に禅宗様であるが、肘木は和様であり下層の頭貫上に蕞股を入れて
あり、江戸期の折衷様の特徴がみられます。
日本史跡研究会 令和5年度 第2回現地踏査で荻窪を散策したのだが、もともと中道
寺境内はスルーする予定であった。がっ、時間的にも余裕があり(良い事ですけど)折
角だからと境内を散策してみた。
やはり踏査するからには踏査範囲におけるスルーは厳禁であることを改めて実感した
次第である💦💦💦 反省m(__)m 反省m(__)m
(参考資料)
現地案内板