日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

WEB課外セミナーも進めておかねば💦

 

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、科目習得試験&スクーリング授業も在宅という

こととなり、早1年半。

 

 奈良大学通信教育部では新しい取り組みとして、WEB課外セミナーを始めました。

現在15講義&通学部生用の考古学講義も視聴可能となっています。

 

 皆さんはWEB課外セミナーしっかり活用していますでしょうか?

 

 某は第15回を残し、全てノートにしっかりまとめております。

 

 テキストばかりとにらめっこしていると、通信教育とはいえ気は滅入るもの💦奈良大

学が誇る教授陣の講義を聞くことで気分転換にもなることでしょう。

 

 たまには「奈良大学通信教育部」公式ホームページをチェックして見てくださいね。

 

 コロナウイルス感染者も全国的に減少傾向にあり、ワクチン接種者も増加していま

す。気を抜き再拡大という可能性も否定出来ませんが・・・、今冬のスクーリング講義

再開を祈念しましょう!!

法隆寺 西院伽藍 大講堂(奈良県生駒郡斑鳩町)

 

  【 法隆寺 西院伽藍 大講堂 】

 

        所在地:     生駒郡斑鳩町山内1-19

  拝観料: 一般 ¥1500 小学生 ¥750

       ※ 西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通券

 

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 毎年一月八日から十四日、国家の安泰と寺門興隆を祈願して『金光明最勝王経』の賛

説を行う会場となるほか、二月十五日の涅槃会、十一月十三日の慈恩会、同十五日の勝

鬘会などの法要が営まれるのが「大講堂」である。

 

 桁行九間、梁間四間。入母屋造本瓦葺の国宝である。

 

 創建時の廻廊は、金堂・五重塔の後ろで閉じており、大講堂は北廻廊外に位置してい

たが、延長3年(925)、落雷によって焼失した後に、正暦元年(990)、同じ位

置に同じ大きさで再建されている。

 

 この時、廻廊が凸形に改造され大講堂の両脇に繋がれたものと考えられている。元々

は一重、入母屋造、桁行八間であったが、後に西側に付加された庇が元禄の修理の際に

取り込まれて九間となった。

 

 奈良時代に記された『法隆寺伽藍縁起幷流記資材帳』には、講堂の記載はなく、桁行

八間という大きさに匹敵するのは食堂である。このことから創建当初は食堂として用い

られていた建物が、平安時代初期に仏壇を築いて講堂としたものと推察されている。

 

 堂内には薬師三尊像が安置されており、数少ない十世紀後半期の丈六三尊像として貴

重なものである。当然・・・国宝です(^^♪

 

 (参考資料)

    法隆寺    小学館

    現地配付パンフレット

実のある更新が・・・💦

 

 最近トンと実のあるブログ記事更新が出来ていないことを陳謝致しますm(__)m

 

 最大の要因は・・・余裕のなさ💦

 

 コロナ禍もあって現地踏査もなかなか出来ずにいるのも、一つの要因ではあります

が・・・、未更新物件も抱えていますので、更新しようと思ったら更新可能です。

 

 史跡の記事更新ってなかなか骨が折れるんですよねぇ💦時間と心の余裕がないと、簡

単に更新できることで落ち着いちゃうんですよ💦

 

 今日も仕事で結局この時間。更新だけは途絶えさせないようにと苦し紛れの記事更新

となってしまっています(>_<)

 

 しばらくはこんな状況が続いてしまうと思います💦

 

 更新された記事と更新された時間を見ていただければ、「あっ、今日は余裕があるん

だな」とか、「まったく余裕ない状態なんだな」というのが一目瞭然だと思います。

 

 できる限り有益な記事更新を目指します(え~っ、選挙の時のマニュフェストのよう

な温かい目で考えていただければ幸いです)!!

 

 ○○ミクス、三本の矢。専門家の意見を聞いて判断したいと思いますm(__)m

狭心症定期健診も異状なし!

 

 群馬大学医学部付属病院での2ヶ月毎の狭心症定期健診。

 

 コロナ禍ということもあり、しっかり対策が行われております(^^♪

 

 今日は久々?の血液検査&心電図検査&X線胸部検査をしてきました。

 

 群馬大学医学部付属病院に行く前に行っていたとある病院🏥では、狭窄の可能性もあ

るから再度のステント留置手術を勧められていましたが・・・、結果今のところ全く異

状なし。

 

 自分自身も当時の心臓をキュ~っと締め付ける発作もなく、自覚症状なし。

 

 心臓の病に油断は禁物ではありますが・・・、しっかり検査も行い、自制していくこ

とで発症も抑えられるかな。

 

 全く不安もない状態でしたので、将来を見据えて仕事に、学びに専念します(^^♪

京都守護職始末 旧会津藩老臣の手記

 

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  昭和40年(1965)8月10日 初版発行

  昭和41年(1966)2月10日 初版発行

 

     山川 浩 著  遠山茂樹 校注  金子光晴 訳     平凡社

 

                              各¥450

 

 題名を見ればその内容はお分かりのことであろう。京都守護職松平容保の事績を記

録した手記である。

 

 文久2年(1862)から慶応4年(1868)正月までの記録であり、桜田門外の

変、坂下門外の変大政奉還、王政復古そして戊辰開戦で幕を閉じている。

 

 幕末動乱期における一級史料であり、歴史学の考察にも利用できるだろう。

 

 口語訳されていないこと、当時の役職名で記されていることから、読み進める際に多

少骨が折れるのが難点といえるが、幕末に興味がある方は読んで損はないと思う。

ミュージアムグッズのチカラ

 

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 令和3年(2021)7月24日 初版第一刷 発行    大澤夏美著

 

               国書刊行会         ¥1800+税

 

 全国の博物館には魅力的なミュージアムグッズが販売されています。

 

 ミュージアムグッズ。以前であればポストカード、クリアファイル、一筆箋といった

感がありました💦またミュージアムショップは委託されている場合も多かったことか

ら、一般商品の委託販売が多かったんですぅ💦

 

 がっ、最近では博物館がミュージアムショップを重要と考えるようになり、ミュージ

アムグッズ開発に力を注ぐようになりました。つまり博物館経営を考える上で、ミュー

ジアムグッズが重要になってきたのです。

 

 さらに文化財の活用という観点からも、ミュージアムグッズは注目されています。

 

 この一冊は、博物館経営論や文化財の活用を考える学生に読んでもらいたい!!全国

各地の博物館で販売されている魅力的なミュージアムグッズの開発秘話から、さらに魅

力的な博物館を目指すにはどうしたら良いかを考えることが出来るでしょう。

 

 皆さんの身近にある博物館に足を運んで、ミュージアムショップに立ち寄ってみてく

ださい。そこには学芸員の愛と情熱の産物である宝物がきっとあるはず!! 

図書館利用のすゝめ ~地域図書館の場合~

 

 前回「資料収集」にあたってインターネット上で学術論文等をダウンロードして収集

することについて触れました。

 

 今回は地域図書館を活用して、必要な資料収集を行うことのすゝめです!!

 

 基本的に論文執筆に際し、必要な資料は新刊で購入可能なもの(高価で手が出せない

ってものもありますが・・・)は購入することをお薦めします。

 

 古書店に足繁く通って、必要と思われる古書があった場合、購入しておくのも一策で

すね。

 

 しかしながら、発行年数が経過し絶版になった本はどうしても入手困難であることも

あります💦

 

 そんな時には地域図書館を活用します!!

 

 自らが必要な資料ならば、本のタイトル・著編者・出版社といったものはわかるは

ず。書庫で自ら探すのも良いですが・・・、その図書館に配架されていない場合も多々

あります💦

 

 ですから、先ずは図書館レファレンスサービスを活用しましょう。レファレンスで必

要事項を司書さんに伝えれば、その本が図書館に配架されているか、直ぐに判明するで

しょう。図書館によっては貴重な本の場合、一般書庫に配架されていない場合もありま

すからね。

 

 次にその図書館に配架されていない場合、他の地域図書館に配架されていれば、図書

館間で取り寄せも可能なこともあります。時間は掛かりますが必要な資料は確実に入手

出来ます。

 

 貸出不可という資料もありますが、その場合は著作権法を遵守して必要な部分をコピ

ーしましょう。

 

 図書館を利用する場合のコツは・・・「レファレンスサービスの活用」にありです!

積極的に地域図書館は活用したいものです。