平成22年(2010)3月25日 初版第1刷発行
上野 誠 著 新潮社 ¥1200+税
考古学や建築史学によって語られる平城京は、人と人の心が登場しない憾みがある。文献史学による平城京論は、権力者興亡史か、国家制度史に偏ってしまう。本書は、歴史上の有名人があまり登場しない平城京文化論かもしれない。
上野誠教授の金言ではないでしょうか?
この一冊は、奈良時代の人々の息吹を感じることの出来る一冊です。内容的にも親しみやすく、サクサク読めてしまうのでお奨めです。
『万葉集』は、考古学や文献史学を人の心という面から補うことの出来るものなんだなぁ(^^♪
万葉集研究第一人者である上野教授。改めて凄い方なんだなぁと感じました(^^♪
本屋さんで是非お手に取って見てください(^^♪