日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

博物館実習(1) ~考古資料A~

 

 『博物館実習(1)』終了から早1ヶ月弱。未だにその内容の全貌をブログで紹介し

切っていないという💦

 

 これから『博物館実習(1)』受ける人にとっては、どんなことをやるのか?って気

になりますから、なるべく早く更新したいと思います。

 

 さて、今回は3日目(最終日)の実習である「考古資料A」。この実習は拓本実習で

す。

 

 拓本には①湿拓、②乾拓、さらには③ひかり拓本とありますが・・・、基本的な乾拓

を行います。画仙紙を遺物にしっかり密着させて、墨を打つ。言葉では簡単に言えます

が、美しい拓本を仕上げるのは意外に難しいので、時間の許す限り多く作業することを

お薦めします。

 

 また、作業前には講師の先生から講義がありますが・・・これもしっかりと聞いてお

くことが大切ですよ。資料を記録する方法として、拓本のほかに実測や写真撮影があり

ますが、それぞれの特徴(役割など)を聞き逃さないようにして下さいね。

 

 実習にあたっての注意すべき点を書いている意味は、実習後にわかることでしょう!

 

 予習としては、事前に配本されている『博物館実習マニュアル』の該当部分を読んで

おくことでしょうかね。

 

 あっ、これだけは言っておきたいと思います。拓本の仕方を学んだからといって、街

角などにある石造物等では絶対に拓本採らないで下さいね💦貴重な文化財の保存に関わ

る事ですからぁ(+_+)

 

 そんな事をしない為に、しっかり実習で学んで欲しいと思いますm(__)m